皆さんの保育施設は、安全ですか?
「はい!」と答えるには少し気が引ける。「危険です!」と言ってしまっては、保育が成立しない。
私が現場の保育士だったら、きっと、回答に困ることでしょう。
事故の話題が上がるたびに、もしかしたらうちの園に起きたかもしれない…と、身を縮める保育者も少なくないのではないでしょうか。
がじゅまる情報局では、先日シンポジウムに参加するにあたり、改めて「あんぜん」を捉えなおし、資料を配布させていただきました。
沖縄の保育者、延1,800名との面談で出てきた事例の一部です。安全管理、マネジメントの視点で出てきたものを抜粋しました。
どれも沖縄県内で上がった声です。それぞれに、対応、園での工夫があり、改善に向かっています。
園内での問題提起の機会にしていただけると幸いです。
記事の最後に、会場で配布させていただいたPDF資料を添付しています。資料には参考にしていただきたい動画も添付しています。どうぞ、ご活用ください。
熱のない子どもを散歩に連れて行った先で、熱性痙攣が起きてしまった。保育士も子どもたちも、とても不安な気持ちで過ごすことになった。
普段は、咀嚼やマナーにも問題なく食事をしている子どもが、急に果物を喉につめてしまい、救急車を呼ぶことになった。
新人の保育士が見ていた場面で、子どもが遊具から落ちてしまい、病院搬送された。事実確認ができないままに、保育士は退職、子どもは退園に至った。
発達に課題がある子だと思い、チームで連携しながら関わっていたが、実は医療的に支援が必要であることを後から知った。
避難訓練を簡易的にしていたことに気がつき、経路を確認したところ、鍵が開かなくなっていた。このまま気付かなかったら…と思うと、ゾッとした。
ヒヤリハットや事故報告書に記録し、会議や研修も定期的に行っているが、似たような怪我や事故が起きる。保育室がピリピリしているように感じることが多い。
子ども主体の保育に切り替わり、保育内容は充実してきたが、その反面、安全管理や保護者支援が疎かになっているような気がして、不安な気持ちが多い。
保育施設の安全管理・マネジメントに関する相談窓口を開設しております。
個人でも、園からでもOKです!(初回30分無料)
CREATIVE CONSENT,inc. TEL / 098-975-5969 Mail/ hoiku@creative-consent.jp
那覇市牧志2丁目6-34 たからビル4