Wicked Labo. キャリアアップ研修,情報,障害児保育 <感覚過敏の子どもと、製作に取り組むには?>受講生からの質問1

<感覚過敏の子どもと、製作に取り組むには?>受講生からの質問1

ご質問


今日はzoom研修ありがとうございました!!
明日からの保育に生かしていきたいです!!

今日の研修で聞きそびれてしまったことがあったので、この場で失礼します。

感覚過敏が見られる子どもに、のりなどを使う製作時の配慮でアドバイスをいただきたいです

今はA君の好きなシール貼りをさせている状態です。

◯お返事


ご質問ありがとうごいざます。
感覚過敏のAくん、製作になかなか取り組めていない、ということでしょうか?
感覚過敏が原因なのか、それ以外に原因があるのかも、気になるところです。

新しいものに触れることが怖いのか?(慣れるのに時間がかかる)
製作という環境が嫌なのか?
やりたい、と思う気持ちにならないのか?
どの感覚が過敏なのか?(視覚?触覚?嗅覚?)
一つ一つのことが気になって、前に進めないのか?

原因になることは、ひとつとは限らないですね。
その原因によって、対応が変わってきますが今回は!


「新しいものに触れることが怖い(慣れるのに時間がかかる)」

だと仮定してお伝えしますね!

「製作」は色々な工程がありますね。
絵を描くにしても、描きたいものをイメージしたり、
色鉛筆(道具)を用意したり削ったり、いろんな色をただ重ねてみたり、
クーピー、クレヨンなどの様々な素材を知ったり…

この一つ一つの工程から、いろいろな情報や感覚を得ている状態かもしれません。

例えば、色鉛筆を削る
▶︎鉛筆の太さ・色が少しずつ出てくる・削る感覚・削りかすの綺麗な色・鉛筆削りや色鉛筆の素材によって感じ方が違う…などなど

階段で例えると、多くの人に1段に見えているものが、
Aくんにとっては5段・10段に見えている、ということも考えられます。

ということで…
のり・はさみ・テープなど、Aくんが苦手意識を持っている道具で
遊んでみる事から始めてみてもいいかもしれません。

シール貼りができるのであれば、両面テープを裏に貼ったもので遊んでみる。  
のりは物をくっつけるということを、先生がやっているところをAくんに見せ、
一緒にやってみるなどができると思います。

「感覚過敏」はあくまでも一つの情報。
大事なことは、その子が今感じていることです。

無理にみんなと同じように参加させることは必要ありませんが、
少しずつでも経験や世界を広げていくことが保育には必要です。

Aくんの感覚や気持ちをじっくりと観察して、必要な手立てを考え・実行してみてくださいね!

2021.05.24 がじゅまる 学習塾

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