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カテゴリー: 報告

給食のありがたさ

保育の現場を離れて、早5年が経ちます。

園にいるときは、当たり前でもあった(もちろん、毎日嬉しく、ありがたく頂いていましたが)給食

実は、全然当たり前ではありません。

外でランチを食べると、500円では収まりませんし、給食ほど
栄養バランスも考えられたものを自分で食べるなら…

献立から買い物、調理から後片付?と考えると、想像だけでお腹が減らなくなりそうです。

そして“食べる”ということを通して、子どもたちや同僚との会話が充実したり、共感をもてることもあります。

人間にとって身近な、毎日のこと。

そして一生続くことだからこそ、給食という‘食事’を楽しむ力を育みたいものです。

こんな食事を毎日安価で食べることが出来る。これは保育士の特権のひとつとも言えます。

美味しいものを楽しく食べて、時々は、この仕事に感謝する機会にしたいものです。

〇おまけ

そして、今日おじゃましたのは
M保育園。

主任・ミドルリーダーの会議のファシリテーター兼解説者の役割でした。

来年度に向けて、リーダー同士が話し合い、足りないことやすり合わせをサポートする仕事です。

「反省」の意味をとらえ直したり、
子どもの「やりたい」の葛藤を支えつつ、マンネリ化してきたら
新たな課題や楽しみを手渡していく
循環の話をしたり。

一問一答をしながら、園内の価値観を確かめていました。

組織が変わって5年目。リーダーの定着を土台に、今後5年の話ができるようになったことが嬉しいと、副園長と話しました。

できていないことを治す、正す、ということも大事ですが、それ以上に
“ここまで来たんだ。さて、次はどうしよう?”
と考えることも忘れないでいたいです。

2021.02.27  がじゅまる情報局

2 Comments

園内研修の計画を立てるために必要な3つの視点

3/11の小さな勉強会より


キャンセル待ちもありました

園内研修の計画を立てるために必要な3つの視点!


園内研修、まず大事なのは計画!
とはいえ実際…

  • 何となく、その時に必要な内容をやる
  • 時間がある時は、やる
  • 園長からの説教の場になっている
  • 時間はとっているが、情報伝達や会議の場になってしまっている
  • 担当が調べたことを話すが、素人芸を見ているようで、正直辛い

なんてことはありませんか?
実はこれ、全て私の経験です…

保育士は、保育のプロではあるけれど。
園内研修のやり方や、大人への伝え方、わかりやすい話し方などは、素人だから、当然です。


美味しい野菜を育てる農家さんだからといって、その野菜を美味しく料理して提供するシェフでは無い。
といえばわかりやすいでしょうか?

研修計画を立てるにあたり、こちらを参考にしてみてください。

ひとつずつ見ていきます。

まずは、研修の目的。

  • 仕事をする上で、知っておくべきこと。
    つまりは指針の改定や、安全管理、法人の理念など
  • 現状の中で、知りたい、考えたいこと。
    発達が気になる子が増えているから、園としての対応を考え、共通認識を持ちたい。
     インクルーシブ保育について、基本を捉え直したい、など
  • 先を見越すこと   
    職員の平均年齢が上がってきたので、園の5年後を見据えて、今の保育の状態を確認する。
    新年度、要保護家庭のお子さんが入ってくるので、家族支援について学び、心構えを持ちたい
    など

一つ一つの研修に目的を持ち、それを共有することで、研修の効果は変わります。

続いて、グレード。

まさか、正職だけで。
とか、みんな揃わないからやらない。
なんてことになっていませんか?
研修は、こまめに、午睡中に30分、時間を取るだけでも出来ます。

なんなら10分の動画を観る、であっても仕事に必要な知識が身につくので、スキマ時間を侮ってはいけません。

  • 新人さん
  • ベテランのパートさん
  • リーダー
  • 食育担当

など、小さく区切って、30分でもいいので時間を作りましょう。
スライド1枚、写真1枚でも、学び合うことはできます。
実施する人次第です。

最後に、参画すること。

つまり、計画を園長任せにしないこと。

お金も時間も出してもらうのが当たり前になっていて、「研修だるいー」なんて声も聞こえてきますが、勘違いしないようにしたいところです。

だからこそ、計画段階から参画しましょう。(参加と参画は違います。また機会があれば)
知識やスキルに、自分のお金と時間を投資できない人に、成長はありません。

一生、オムツ替えとだっこ、子どもに言うことをきかせる。で終わります。これで、保育士と言えるのかしら…余談になりました。

園内研修は、仕組みを作って、みんなが仕事の意味がわかるようになり、前向きになるためのイベントです。
継続性はもちろん、実践されているかのチェック、そこでのアドバイスや話し合いがあってこそ、意味があります。

園のポンプにもなる、園内研修!
楽しくやっていきたいですね。


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21・自園でできる振り返りの方法

オンライン無料研修まとめ

●振り返りと反省の違い

反 省
?落ち込む、慰められる、なんとか頑張る、の繰り返しになる。
気持ちや感情で処理する。

振り返り
?過去と未来をバランスよく見る。
反省から、解決策を出して、行動に繋げる。
悪い点だけでなく、よかった点や気付いたことなど、総合的に観る。

振り返りの構造

図1 過去のことばかり見るのは、反省。

図2 反省になりやすい関係性の構造
図3 物事を一緒に見て、解決策を考えていく関係

●自園でやることの意味

  1. お互い、人・クラスの環境・子どもの様子を理解している
  2. 対策をイメージできる
  3. その後を見守り、アドバイスや協力することができる

●振り返りのポイント

  1. 反省になっていないか 懺悔は意味なし
  2. 具体的な対策が書けているか 誰が読んでも、イメージができる
  3. 毎回同じことを書いていないか 反省のための反省になっている。
    実際に行動ができていないため、同じ失敗を繰り返す。

●振り返りで終わらないために

  1. 自分の思考を知る 
    ネガティブさん・ポジティブさん
  2. 案を考える癖をつける 
    日常生活の中で
  3. 新しい知識や考え方を取り入れ続けること

今回は、このような内容でお届けしました。

次回は、4月14日(水)14:00~30 

22・新年度、初めのうちに意識したい職員間のコミュニケーション です。

是非ご参加くださいね。

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受講生ページのご案内

受講生向けのページには随時、保育を学ぶための動画を更新していきます。
(月間15動画以上)
個人での学びはもちろん、園内研修だどでご活用いただくことも可能です。

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動画ページ<働きやすい職場にする方法>

  • 組織について
  • 新人期に必要なこと
  • コミュニケーションの種類について
  • お・ひ・た・し
  • 先輩保育士に訊くときのポイント
  • 職員の年齢差の活かし方
  • 確・連・報
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