遊びという言葉に、どんなイメージがありますか?
- 子どもがすること
- ゆとりがあること
- 外で走り回ること
- 楽しいこと
など、人によって、色々なことが浮かぶと思います。
そもそも遊びとはなに?
遊びの語源や定説は様々です。遊びという言葉は、大人の息抜きや社会的な場面でも使われていますね。
子どもにとっての遊びは
- 心と体の成長発達を促すもの
- 新しい世界を知ること
- 友達との関係が生まれ、育まれること
- 楽しみを持って学ぶこと
- 様々な表現方法を知ること
など、成長には欠かせない要素がたくさん詰まっています。
遊びが育む、五感の発達
「視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚」の五感は、人間が幸せに、そして安全に生きていく上でとても重要な感覚です。
大人は、情報を収集するために、感覚のうちの80%を視覚に頼っています。
次に、10%前後の情報収集を聴覚に頼っていますが、残りの嗅覚・味覚・触覚については、赤ちゃんの頃がピークで、年々衰えていきます。
歳を取ると味が濃くなる。ということも、関係していますね。
だからこそ、幼少期・学童期に五感を意識した遊びを積極的に取り入れたいものです。
五感を育む遊びの例
- 光と影を使った遊び
- 音の当てっこ
- ボディペインティング
- 色々な味・匂いを試してみよう
- 箱の中に何があるかな?
など、色々とできる遊びがあります。一つ、例を出してみましょう。
音の当てっこ
@素材には、色々な音があることを知る
@耳を澄まして聴く経験をする
@想像力を膨らます
- ガラス、プラスチック、金属、ゴム、座布団などを用意する。
- 割り箸やバチ、プラスチックの棒など、音を出すものを用意する。
- 子どもたちから見えないように環境を作る(カーテンや幕、ついたてなどで仕切る)
- ガラス??プラスチック、金属??割り箸など、色々なバリエーションで音を出す
まとめ大人が設定しなくても、子どもの生活の中にはたくさんの遊びがあります。
何に集中しているのかな?
何に楽しみを感じているのかな?
次はどんなことをやろうと思っているのかな?
など、子どもの観察をしながら、少しだけ世界が広げるきっかけを持てるといいですね。