3/11の小さな勉強会より
キャンセル待ちもありました
園内研修の計画を立てるために必要な3つの視点!
園内研修、まず大事なのは計画!
とはいえ実際…
- 何となく、その時に必要な内容をやる
- 時間がある時は、やる
- 園長からの説教の場になっている
- 時間はとっているが、情報伝達や会議の場になってしまっている
- 担当が調べたことを話すが、素人芸を見ているようで、正直辛い
なんてことはありませんか?
実はこれ、全て私の経験です…
保育士は、保育のプロではあるけれど。
園内研修のやり方や、大人への伝え方、わかりやすい話し方などは、素人だから、当然です。
美味しい野菜を育てる農家さんだからといって、その野菜を美味しく料理して提供するシェフでは無い。
といえばわかりやすいでしょうか?
研修計画を立てるにあたり、こちらを参考にしてみてください。
ひとつずつ見ていきます。
まずは、研修の目的。
- 仕事をする上で、知っておくべきこと。
つまりは指針の改定や、安全管理、法人の理念など - 現状の中で、知りたい、考えたいこと。
発達が気になる子が増えているから、園としての対応を考え、共通認識を持ちたい。
インクルーシブ保育について、基本を捉え直したい、など - 先を見越すこと
職員の平均年齢が上がってきたので、園の5年後を見据えて、今の保育の状態を確認する。
新年度、要保護家庭のお子さんが入ってくるので、家族支援について学び、心構えを持ちたい
など
一つ一つの研修に目的を持ち、それを共有することで、研修の効果は変わります。
続いて、グレード。
まさか、正職だけで。
とか、みんな揃わないからやらない。
なんてことになっていませんか?
研修は、こまめに、午睡中に30分、時間を取るだけでも出来ます。
なんなら10分の動画を観る、であっても仕事に必要な知識が身につくので、スキマ時間を侮ってはいけません。
- 新人さん
- ベテランのパートさん
- リーダー
- 食育担当
など、小さく区切って、30分でもいいので時間を作りましょう。
スライド1枚、写真1枚でも、学び合うことはできます。
実施する人次第です。
最後に、参画すること。
つまり、計画を園長任せにしないこと。
お金も時間も出してもらうのが当たり前になっていて、「研修だるいー」なんて声も聞こえてきますが、勘違いしないようにしたいところです。
だからこそ、計画段階から参画しましょう。(参加と参画は違います。また機会があれば)
知識やスキルに、自分のお金と時間を投資できない人に、成長はありません。
一生、オムツ替えとだっこ、子どもに言うことをきかせる。で終わります。これで、保育士と言えるのかしら…余談になりました。
園内研修は、仕組みを作って、みんなが仕事の意味がわかるようになり、前向きになるためのイベントです。
継続性はもちろん、実践されているかのチェック、そこでのアドバイスや話し合いがあってこそ、意味があります。
園のポンプにもなる、園内研修!
楽しくやっていきたいですね。
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