日曜日の午後
富士フィルムフォトサロンにふらりと入ってみると
若手写真家応援プロジェクトが開催されていました。
直訳すると『自然の心』
30枚ほどある、大小の写真は
どれも自然が切り取られていて
その時々に萩原さんが
どんな気持ちで
この写真を残したのかが
気になるものばかりでした。
自然に対する
柔らかくて温かいけれど
甘やかしのないというか
ありきたりにならない視点が
面白いな?
どんなところで育った人なのだろう?と観てみると
なんと、沖縄県南城市のご出身!
という事で、さらに心が躍りました。
自然はいつも違っていて
大人よりも子どもたちはしっかりと
その事をわかっていて
大人になるにつれて
少しずつ
支配できないものや
予想できないことに
不安をいだくようになり
自然を軽んじていくような気がしてきました。
どの植物にも
種から芽生える時があるように
子どもにも
種があって
耕された土と水があって
光がさせば
きっと芽吹くものがあるはずです。
どの種が育つのかはわからないし
もしかすると99%が
埋まったままかもしれないけれど
たった一つでも育つことを願って
いろいろな経験という種を保育の中で
蒔いているのかもしれませんね。
そして
撒きっぱなしではなく
まなざしや、声かけや、
時には試練を与えながら
芽吹かせていくことも
保育の役割です。
さぁさぁ3月。
これまで蒔いてきた種を数えながら
子どもたちが羽ばたくための準備に
取り掛かるとしましょうか。
私たちがじゅまる情報局は
子どもを育てる大人が
一生かけて育っていく
きっかけと道案内
をできたらなぁと思います。
2021.02.28 がじゅまる情報局
??おまけ