子どもが育つということ、その1日1日を共有していく保育の仕事。
子育て経験がなくても、とっくの昔に終わったような気持ちになっていても…
目の前にいる、今日のこの子が幸せであることに喜びを見つけ、ずぅ?っと先の未来を応援していくことは、同じなのかもしれません。
俵万智さんは、子どもの体を通して、そして心の中にするりと入って、短歌に表現されています。
たんぽぽの日々をめくると
「そうそう!こんな気持ち!」
「私にも、この経験ある?」
なんて声が、あちらこちらから聞こえてきそうです。
たんぽぽの
たんぽぽの日々:俵万智
綿毛を吹いて
見せてやる
いつかお前も
飛んでゆくから
竹馬の
たんぽぽの日々:俵万智
ように一歩を
踏み出せり
芝生を進む
初めての靴
こんな素敵な短歌が、生まれた背景とともに並んでいます。
是非お手にとって、保育者同士、保護者と一緒に、気持ちを共有する手助けにしてみてください。
2021.07.08 がじゅまる学習塾