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カテゴリー: ブログ

あそびごころ

あそぶことは
子どもの行動だと思いがちなのは
私だけではないはず…

そう思いながら過ごしてみると

遊びと仕事を
明確に分けてはいない
楽しそうな大人
もいることに
気がつきました。

その場合
側から見ると
仕事のように見えるけれど

その人の持っている
温かな気持ち
好きなこと
表現したいことがあって

仕事だからでは
説明がつかない
いろいろな行動があります。

乳幼児や学童の保育は
まさにそうです。


仕事だから

優しい言葉をかけるとか
保護者のことを心配するとか

保育室に落ちてるゴミを拾うとか…

福岡市M保育園の階段の踊り場

なんてことではなくて

そこの場所が好きだからとか
心地よくなるためにとか

子どもたちを楽しく遊ぶため

という考えのもとに
行われていることが多いはずです。

子どものそばにいる人たちだからこそ
仕事だから
物事を理解したり判断するだけではなく

あそびごころと
柔軟性と聴く力をもって
楽しい!という感覚を
大切にして欲しいと思います。

私は
自分がいる場所には

を飾るようにしています。

仕事が大切だからこそ

自分の居心地の良い空間
充実した時間にして

より良い成果を出せるようような気がするからです。

皆さんの遊びごごろ
どんなところにありますか?

2021.03.03  がじゅまる学習塾

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子どもと遊び

遊びという言葉に、どんなイメージがありますか?

  • 子どもがすること
  • ゆとりがあること
  • 外で走り回ること
  • 楽しいこと  

など、人によって、色々なことが浮かぶと思います。

そもそも遊びとはなに?

遊びの語源や定説は様々です。遊びという言葉は、大人の息抜きや社会的な場面でも使われていますね。
子どもにとっての遊びは

  1. 心と体の成長発達を促すもの
  2. 新しい世界を知ること
  3. 友達との関係が生まれ、育まれること
  4. 楽しみを持って学ぶこと
  5. 様々な表現方法を知ること

など、成長には欠かせない要素がたくさん詰まっています。

遊びが育む、五感の発達

「視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚」の五感は、人間が幸せに、そして安全に生きていく上でとても重要な感覚です。

大人は、情報を収集するために、感覚のうちの80%を視覚に頼っています。
次に、10%前後の情報収集を聴覚に頼っていますが、残りの嗅覚・味覚・触覚については、赤ちゃんの頃がピークで、年々衰えていきます。

歳を取ると味が濃くなる。ということも、関係していますね。

だからこそ、幼少期・学童期に五感を意識した遊びを積極的に取り入れたいものです。

五感を育む遊びの例

  1. 光と影を使った遊び
  2. 音の当てっこ
  3. ボディペインティング
  4. 色々な味・匂いを試してみよう
  5. 箱の中に何があるかな?

など、色々とできる遊びがあります。一つ、例を出してみましょう。

音の当てっこ

@素材には、色々な音があることを知る
@耳を澄まして聴く経験をする
@想像力を膨らます

  1. ガラス、プラスチック、金属、ゴム、座布団などを用意する。
  2. 割り箸やバチ、プラスチックの棒など、音を出すものを用意する。
  3. 子どもたちから見えないように環境を作る(カーテンや幕、ついたてなどで仕切る)
  4. ガラス??プラスチック、金属??割り箸など、色々なバリエーションで音を出す

まとめ大人が設定しなくても、子どもの生活の中にはたくさんの遊びがあります。

何に集中しているのかな?
何に楽しみを感じているのかな?
次はどんなことをやろうと思っているのかな? 

など、子どもの観察をしながら、少しだけ世界が広げるきっかけを持てるといいですね。

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2月の終わりからの、過ごし方

この時期になると
子どもたちとの時間の期限
感じるようになり

「この関わりでよかったのかな?」
「もっと他にできたことがあるんじゃないかな?」
「来年度、どうなるのだろう…」

などと、
これまでの時間を
振り返ることが増えてきます。

では、これまで
何もやってこなかったのか?

というと
決してそんなこともなく

その時々にできる
精一杯のことをやってきたはずです。

ということは…

例えるとするならば

マタィティブルーやマリッジブルー

が、近いところでしょうか。

そして、大人だけでなく

子どもたちにとっても新年度。
新しいことに向かう楽しみと、恐れが混じります。

お友達に
急に優しくなったり
大人へ不安をぶつけたり
おうちでの甘えが強くなったり…
言葉にならない気持ちを
暴力的な行動
表現してくることもあるかも
しれませんね。

その一つ一つを
感情的にならず
対応するためには

1・行動から、気持ちの変化を受け止める
2・どうして、そんな気持ちになるのかを
  予想してみる
3・行動にではなく、気持ち焦点を当てて関わる

ことが大切です。

例えば
いつもは落ち着いて行動する、穏やかなTくん。
リーダーシップを発揮する場面もよく見られ、クラブのお友達からも頼りにされています。

でも、このところ
学校から帰ってくるなり

僕だって一生懸命やっているんだ
どうせ分かってもらえない
あ?もうイライラする!

という言葉が目立ち
自分より年下の子に厳しく
当たる姿も見え
支援員も少し困っています。

では、Tくんに対して
どのような関わりができるでしょうか。

1・行動から、気持ちの変化を受け止める

「僕だって一生懸命やっているんだ」
??「精一杯頑張っているんだね」
??「そうだよね?先生もそう思う」
??「そっか。何か心配なことあるの?」

など、受け止めたり、気持ちを聞いたりする。

2・どうして、そんな気持ちになるのかを予想してみる

??何か成果が出ないことがあったのかな?
??進級に当たって、何かプレッシャーがかかっているのかな?
??弟が小学校に上がることで、おうちでお願いされていることがあるのかな?

子どもを理解するために、最低でも3つは予想してみましょう。

3・行動にではなく、気持ち焦点を当てて関わる
小さい子に当たる姿や、
物を乱暴に扱う様子があると
つい『そんなことしない』と叱ってしまいがちです。

そんな時は

??どうしたの?物に当たるなんて珍しいね。イライラしているの?
??あらまぁ。小さい子に当たってしまうくらい、嫌なことあったの?

など、気持ちを聞いた後に

で、そんな時はどうする?」と
適切な表現方法を
一緒に考えてみるようにしましょう。

どんなにベテランになっても
春は毎年、複雑な気持ちになるものです。
それは子どもも同じこと。

互いに気持ちを通わせながら
新年度に向いたいものですね。

2021.02.24 がじゅまる 情報局 

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