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安心の前の安全 子どもの命を守る 保育の基本
保育の中で、安心が言われるほどに「安全」が疎かになり、 安全を考えすぎて、子どもにとってのびやかな保育ができなくなる。
本来、両輪であり前提であるはずの2つの言葉が、どちらかに寄りすぎているような、反対言葉として使われているよ うな印象が強くなっています。
保育に関わる人にとっては、心が揺れる日々ですが、大丈夫。
学んで気付いて、相談して、小さな行動をすることで、 安全な保育に近づけることができます。
一緒に学んでみま せんか?
<開催の詳細>
3回講座
13:30?15:00での開催
Z00Mを使用します
<参加費>
1園 18,000円(人数制限なし)
個人 3,000円
<園での共有・応答性に向けて>
収録動画の配信 (各回、終了後3日前後で送ります)
事前質問受け付け
質疑応答あり
動画での配信を行うため、令和5年1月30日(月)までお申し込みいただけます。
お申し込みいただいた順に、メールにて詳細のご案内を差し上げますので、当日の参加・不参加問わずお申し込みフォーム 早めのお申し込みをお勧めいたします。
お申し込みフォーム ・お電話・メール いずれでのお申し込みもOK
折り返し・返信に1?2日お時間いただく事があります。
ご参加、お待ちしております。
Leave a Comment保護者支援・子育て支援の講座。
これまで継続してキャリアアップ 研修を行っている中で、何度も何度も話してきたこと。
そもそも、保護者支援って何?
私が常々考えてきたことは3つ。
- 「支援」である理由、保育施設の役割を理解し、できるようになっていく過程を共にすること
- 子どもの最善の利益に立って「家族」という視点で物事を捉えること
- 最終的には、子どものが「自分でおにぎりを作って、朝ごはんを食べて学校に行ける」ように、園で教育すること
です。
どれだけ正論であっても「何のため」という目的がぶれてしまうと、保護者との関係以前に保育者間での共通認識も持てません。保育施設で保護者を支援することの目的は「子どもが健やかに育つ」こと。その目的のために「保護者を支援」することも必要なのです。
そして「保護者」だけでなく、「家庭」という視点も欠かせません。
そんなこんなで。今日の講座でいただいた質問へのプラスアルファーの回答をお伝えします。
2歳児クラスの保育士です。
生えている歯のほとんどが虫歯の子どもがいます。保護者は、子どものことをとても大事に思っているように感じますが、病院受診や検査などに関しては「ですよねー」と、のらりくらりと交わされているような気がします。お母さんの基準を理解すること、私たちの伝え方のヒントが欲しいところです。
お母さんに対する理解、関わり方については講座の中でお話しできましたが、虫歯予防についてはお時間足りず。
こちらの動画をお届けします。
保護者の多くは、「やらない」「できない」よりも「知らない」「手間がかかりすぎて諦めている」というケースが多いと予想しています。保育の中で、子どもたちが楽しくできる方法、自分でやろうとする気持ちを育むことで、結果「保護者を支援すること」につながると考えています。
コロナ禍で、保護者とのコミュニケーションが減ってしまいました。
そして、肉体的・精神的に疲れている保護者が増えているような気がします。
私たち保育者にできることを見つけ、行動していきたいです。
社会の状況が変わり、大人も子どもも、いろいろな課題が出てきました。
コロナ禍以前からあった問題が、より深刻になり、表面化してきたとも言えます。
今だからできる。という視点に立って、新しい保護者支援を考え実践していきたいものです。
動画の中で紹介していたビンゴです。
4歳児クラスの保育士さん(がじゅまる学習塾塾生)が、子どもの発達・家庭の状況を考えて、作ったものです。
遊び・生活・スキンシップなど、手軽にできるもの、きっかけがあれば楽しめるものが散りばめられています。
ゴールデンウィーク明け、ほとんどの子が「やったよ?」と持ってきてくれたとの報告もありました。
こちらも、動画の中でお伝えしていた「お便り」です。
名護の保育士さん(がじゅまる学習塾塾生)が作成して提供くださいました。
相談が来る・来ないではなく「こんなことで悩んでもいいのだ」という、保護者自身の理解と「いつでも話を聞かせてくださいね」という保育園側の姿勢が伝わることが大切です。
どちらの実践も「やってみます!」と、ひとつ踏み出した行動です。
保育士にとっては当たり前のことでも、保護者にとっては「知っていたら…」「こんなことでいいのか」という気持ちになることがたくさんあります。
今まで通りから、少し工夫することで、保護者や家庭の支援につながることがたくさんあります。
偏食が多く、給食を1?2口しか食べない子どもがいます。
話をしている感じでは、保護者も食に対しての意識が高いようには思えません。
まずは保育園でできること、どんなことがありますか?
保護者を変える!と意気込む前に、保育者の「見方」「捉え方」「手立てを変えてみる」ことから始めてみると、保護者とのコミュニケーションも変わってきます。
好き・嫌い以外の子どもの感情や感覚を探りながら、楽しい食体験を積み重ねていきたいものですね。
今回も、一つ一つの質問に、受講生の「もっと保育をよくしたい」「スキルを上げたい」という意志を感じました。
すぐに解決することばかりではありませんが、行動を変えると何かしら反応が返ってきます。
自分自身の成長も確かめながら、楽しい保育にしていきましょうね。
2022.11.22 がじゅまる 学習塾
Leave a Comment皆さんの保育施設は、安全ですか?
「はい!」と答えるには少し気が引ける。「危険です!」と言ってしまっては、保育が成立しない。
私が現場の保育士だったら、きっと、回答に困ることでしょう。
事故の話題が上がるたびに、もしかしたらうちの園に起きたかもしれない…と、身を縮める保育者も少なくないのではないでしょうか。
がじゅまる情報局では、先日シンポジウムに参加するにあたり、改めて「あんぜん」を捉えなおし、資料を配布させていただきました。
沖縄の保育者、延1,800名との面談で出てきた事例の一部です。安全管理、マネジメントの視点で出てきたものを抜粋しました。
どれも沖縄県内で上がった声です。それぞれに、対応、園での工夫があり、改善に向かっています。
園内での問題提起の機会にしていただけると幸いです。
記事の最後に、会場で配布させていただいたPDF資料を添付しています。資料には参考にしていただきたい動画も添付しています。どうぞ、ご活用ください。
熱のない子どもを散歩に連れて行った先で、熱性痙攣が起きてしまった。保育士も子どもたちも、とても不安な気持ちで過ごすことになった。
普段は、咀嚼やマナーにも問題なく食事をしている子どもが、急に果物を喉につめてしまい、救急車を呼ぶことになった。
新人の保育士が見ていた場面で、子どもが遊具から落ちてしまい、病院搬送された。事実確認ができないままに、保育士は退職、子どもは退園に至った。
発達に課題がある子だと思い、チームで連携しながら関わっていたが、実は医療的に支援が必要であることを後から知った。
避難訓練を簡易的にしていたことに気がつき、経路を確認したところ、鍵が開かなくなっていた。このまま気付かなかったら…と思うと、ゾッとした。
ヒヤリハットや事故報告書に記録し、会議や研修も定期的に行っているが、似たような怪我や事故が起きる。保育室がピリピリしているように感じることが多い。
子ども主体の保育に切り替わり、保育内容は充実してきたが、その反面、安全管理や保護者支援が疎かになっているような気がして、不安な気持ちが多い。
保育施設の安全管理・マネジメントに関する相談窓口を開設しております。
個人でも、園からでもOKです!(初回30分無料)
CREATIVE CONSENT,inc. TEL / 098-975-5969 Mail/ hoiku@creative-consent.jp
那覇市牧志2丁目6-34 たからビル4
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