キャリアアップ研修の基本

キャリアアップ研修は、何のための研修でしょうか。

どれも間違いではありませんが
本来は『保育士が一生涯成長し、仕事を続けていくために整えられた制度』です。

７つの分野があり、それぞれ１５時間の受講で、修了証が発行されます。

７つの分野はそれぞれの役割と、共通している部分があります。
それぞれの分野が重なり・支え合いながら保育を成り立たせています。
それぞれの専門分野をうまく機能させるため、にマネジメントが全体を包んでいるイメージです。
一つの分野から広がり、複合的に学ぶことをお勧めしています。

それぞれの役職で、必要な要件を見ていきましょう。

キャリアアップ研修は4分野以上の受講が求められますが、そのうちの1講座はマネジメント分野を受講する必要があります。

副主任保育士のように受講内容に特定はなく、いずれの研修を受講しても対象となります。

担当する分野に該当する研修を1分野以上受講しますが、マネジメントと保育実践の研修は加算要件として認められません。

この要件に囚われず、自分のスキルアップや実践に必要な分野を学んでいくことで、日々の保育が充実していきます。