今日は、およそ4ヶ月ぶりのキャリアアップ 研修の Zoom講座。
なんだか久しぶりの感覚に、柄にもなく緊張してしまいましたが…
昨年度、参加してくださっていた方のお顔が見え、嬉しい気持ちでのスタートとなりました。
私たちの実施してきたキャリアアップ 研修は、一人一人の受講者の「疑問」や「悩み」「やろうと思う気持ち」「これまでの保育で後悔していること」などをもとに、新しい考え方・行動につなげていくことを大切にしてきました。
毎回、参加者の皆さんの普段の保育に心動かされたり、もっと伝えたい!あの人にも知らせたい!という気持ちを持って、フィードバックをしています。
他の園の実践を聞くことが、とってもためになったという声もたくさんいただいていますので、本年度は質問の一部を文字にしながら共有していこうと思います。
障害児保育1-1(質問から)
- 興味が移りやすく、物事の継続が難しい子どもへの、より良い対応は?
- 自ら、遊びを見つけることができず、保育士の提案を受け入れるだけになっていたり、飽きていても頑張って続けてしまったりすることが気がかりだ
- 1日中奇声を上げている子どもへの保育に迷いが多くある
- 家庭環境が様々で、生活の乱れが見られる子どもが増えている
- 周りに手を貸してくれる家族が多く、保育園では子ども自身の主体性や自立心が育つ関わりをしたい
一つ一つのご質問のなかで、子どもたちの事を詳しく聞いていくと、あったことも見たこともない「その子」が、見る見るうちに頭の中で動き出します。
どの質問にも共通して言えることは、起きていることを捉え、どのような状況を望むのか、そして起きている原因を捉えた上で、対応・必要なことを考える。という視点が必要だということです。
子どもの行動には必ず理由がありますし、大人であり保育者である私たちは、子どものせいにしないで「なんでだろう」「どうしたらいいのだろう」と、常に考えを揺らしながら、保育を行っていくことが大切です。
迷ったら、悩んだら、新しい答えを出したくなったら、こちらに書き込んで整理してみてくださいね。
がじゅまる学習塾生限定の授業でも、こちらの説明をしています。
本年度のキャリアアップ 研修は、昨年度よりも緩やかに、そして追加の動画や3月の講座なども加え、充実した内容で開催しています。
障害児保育、保健衛生・安全対策、保護者支援・子育て支援、マネジメントについては、募集中です。学んだことを具体的に実践されたい方、今までの保育を棚卸してさらにスキルアップしたい方、悩みが多すぎて保育と距離を取りたいと思っている方、ぜひご一緒しましょう!
いつでも・どこでも・いつからでも。
2022.07.28 がじゅまる 学習塾