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がじゅまる学習塾 Posts

春に向かう散歩道

朝、てくてく歩いていると
何か視線を感じます…


開店前の美容室の軒先から
こちらを見ていたのは

柔らかい彩りのコスモス

お日様の光求めて
のびのび伸びてきたのかな?

背中はどうかな?

壁から
子どもを見守る
保育士の後ろ姿のようでした。

こんな後ろ姿の後ろには

主任や園長の存在もあるのかな?

シャッターを切りながら
そんなことを思う朝でした。

今月からスタートした
キャリア相談

新年度に向けたご相談を
個別に受けています。

1日の大半の時間を過ごす
職場だからこそ


居心地良く
落ち着いて
役に立っていることを
実感したい
と思うことは
当然ですね。

アットホームな
保育環境を求めて
大きな保育園から小規模へ
移動を検討していること。

パート勤務で
自分を活かせていないかもと
振り返って
先のキャリアを考えること。

役職を引き受けてはみたものの
バタバタとすぎる毎日で
自分のスキル不足を
実感していること。

悩み抜いた先に
自分の答えを出すための
キャリア相談。

時に立ち止まり
自分の声をしっかり聴くことで

自分の人生を
大切にすることに繋がります。

自分の意志で
保育の仕事を続けている大人が
子どもたちの日常の中にいること。

それが何よりの

保育環境かもしれませんね。

春に向かう散歩道。

不安と希望を
併せ持ちながら
一歩一歩踏みしめたいものです。

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給食のありがたさ

保育の現場を離れて、早5年が経ちます。

園にいるときは、当たり前でもあった(もちろん、毎日嬉しく、ありがたく頂いていましたが)給食

実は、全然当たり前ではありません。

外でランチを食べると、500円では収まりませんし、給食ほど
栄養バランスも考えられたものを自分で食べるなら…

献立から買い物、調理から後片付?と考えると、想像だけでお腹が減らなくなりそうです。

そして“食べる”ということを通して、子どもたちや同僚との会話が充実したり、共感をもてることもあります。

人間にとって身近な、毎日のこと。

そして一生続くことだからこそ、給食という‘食事’を楽しむ力を育みたいものです。

こんな食事を毎日安価で食べることが出来る。これは保育士の特権のひとつとも言えます。

美味しいものを楽しく食べて、時々は、この仕事に感謝する機会にしたいものです。

〇おまけ

そして、今日おじゃましたのは
M保育園。

主任・ミドルリーダーの会議のファシリテーター兼解説者の役割でした。

来年度に向けて、リーダー同士が話し合い、足りないことやすり合わせをサポートする仕事です。

「反省」の意味をとらえ直したり、
子どもの「やりたい」の葛藤を支えつつ、マンネリ化してきたら
新たな課題や楽しみを手渡していく
循環の話をしたり。

一問一答をしながら、園内の価値観を確かめていました。

組織が変わって5年目。リーダーの定着を土台に、今後5年の話ができるようになったことが嬉しいと、副園長と話しました。

できていないことを治す、正す、ということも大事ですが、それ以上に
“ここまで来たんだ。さて、次はどうしよう?”
と考えることも忘れないでいたいです。

2021.02.27  がじゅまる情報局

2 Comments

22・無料オンライン研修

本年度もスタートします!
無料オンライン研修です。

本年度は基本的に、毎月第2水曜日に開催していく予定です。

今月は

4月14日(水)14:00?14:30

22・新年度、初めのうちに意識したい職員間のコミュニケーション です。

ご参加お待ちしています!

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荻原れいこ 写真展にて

日曜日の午後

富士フィルムフォトサロンにふらりと入ってみると

若手写真家応援プロジェクトが開催されていました。

直訳すると『自然の心

30枚ほどある、大小の写真は
どれも自然が切り取られていて

その時々に萩原さんが
どんな気持ちで
この写真を残したのかが
気になるものばかりでした。

自然に対する
柔らかくて温かいけれど

甘やかしのないというか
ありきたりにならない視点

面白いな?

どんなところで育った人なのだろう?と観てみると

なんと、沖縄県南城市のご出身!

という事で、さらに心が躍りました。

自然はいつも違っていて
大人よりも子どもたちはしっかりと
その事をわかっていて

大人になるにつれて
少しずつ

支配できないものや

予想できないことに
不安をいだくようになり

自然を軽んじていくような気がしてきました。

どの植物にも
種から芽生える時があるように

子どもにも
種があって
耕された土と水があって
光がさせば
きっと芽吹くものがあるはずです。

どの種が育つのかはわからないし
もしかすると99%が

埋まったままかもしれないけれど
たった一つでも育つことを願って

いろいろな経験という種を保育の中で
蒔いているのかもしれませんね。

そして
撒きっぱなしではなく
まなざしや、声かけや、
時には試練を与えながら
芽吹かせていくことも

保育の役割です。

さぁさぁ3月。
これまで蒔いてきた種を数えながら
子どもたちが羽ばたくための準備に

取り掛かるとしましょうか。

私たちがじゅまる情報局は

子どもを育てる大人が
一生かけて育っていく

きっかけと道案内

をできたらなぁと思います。

2021.02.28 がじゅまる情報局

??おまけ

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あそびごころ

あそぶことは
子どもの行動だと思いがちなのは
私だけではないはず…

そう思いながら過ごしてみると

遊びと仕事を
明確に分けてはいない
楽しそうな大人
もいることに
気がつきました。

その場合
側から見ると
仕事のように見えるけれど

その人の持っている
温かな気持ち
好きなこと
表現したいことがあって

仕事だからでは
説明がつかない
いろいろな行動があります。

乳幼児や学童の保育は
まさにそうです。


仕事だから

優しい言葉をかけるとか
保護者のことを心配するとか

保育室に落ちてるゴミを拾うとか…

福岡市M保育園の階段の踊り場

なんてことではなくて

そこの場所が好きだからとか
心地よくなるためにとか

子どもたちを楽しく遊ぶため

という考えのもとに
行われていることが多いはずです。

子どものそばにいる人たちだからこそ
仕事だから
物事を理解したり判断するだけではなく

あそびごころと
柔軟性と聴く力をもって
楽しい!という感覚を
大切にして欲しいと思います。

私は
自分がいる場所には

を飾るようにしています。

仕事が大切だからこそ

自分の居心地の良い空間
充実した時間にして

より良い成果を出せるようような気がするからです。

皆さんの遊びごごろ
どんなところにありますか?

2021.03.03  がじゅまる学習塾

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園内研修の計画を立てるために必要な3つの視点

3/11の小さな勉強会より


キャンセル待ちもありました

園内研修の計画を立てるために必要な3つの視点!


園内研修、まず大事なのは計画!
とはいえ実際…

  • 何となく、その時に必要な内容をやる
  • 時間がある時は、やる
  • 園長からの説教の場になっている
  • 時間はとっているが、情報伝達や会議の場になってしまっている
  • 担当が調べたことを話すが、素人芸を見ているようで、正直辛い

なんてことはありませんか?
実はこれ、全て私の経験です…

保育士は、保育のプロではあるけれど。
園内研修のやり方や、大人への伝え方、わかりやすい話し方などは、素人だから、当然です。


美味しい野菜を育てる農家さんだからといって、その野菜を美味しく料理して提供するシェフでは無い。
といえばわかりやすいでしょうか?

研修計画を立てるにあたり、こちらを参考にしてみてください。

ひとつずつ見ていきます。

まずは、研修の目的。

  • 仕事をする上で、知っておくべきこと。
    つまりは指針の改定や、安全管理、法人の理念など
  • 現状の中で、知りたい、考えたいこと。
    発達が気になる子が増えているから、園としての対応を考え、共通認識を持ちたい。
     インクルーシブ保育について、基本を捉え直したい、など
  • 先を見越すこと   
    職員の平均年齢が上がってきたので、園の5年後を見据えて、今の保育の状態を確認する。
    新年度、要保護家庭のお子さんが入ってくるので、家族支援について学び、心構えを持ちたい
    など

一つ一つの研修に目的を持ち、それを共有することで、研修の効果は変わります。

続いて、グレード。

まさか、正職だけで。
とか、みんな揃わないからやらない。
なんてことになっていませんか?
研修は、こまめに、午睡中に30分、時間を取るだけでも出来ます。

なんなら10分の動画を観る、であっても仕事に必要な知識が身につくので、スキマ時間を侮ってはいけません。

  • 新人さん
  • ベテランのパートさん
  • リーダー
  • 食育担当

など、小さく区切って、30分でもいいので時間を作りましょう。
スライド1枚、写真1枚でも、学び合うことはできます。
実施する人次第です。

最後に、参画すること。

つまり、計画を園長任せにしないこと。

お金も時間も出してもらうのが当たり前になっていて、「研修だるいー」なんて声も聞こえてきますが、勘違いしないようにしたいところです。

だからこそ、計画段階から参画しましょう。(参加と参画は違います。また機会があれば)
知識やスキルに、自分のお金と時間を投資できない人に、成長はありません。

一生、オムツ替えとだっこ、子どもに言うことをきかせる。で終わります。これで、保育士と言えるのかしら…余談になりました。

園内研修は、仕組みを作って、みんなが仕事の意味がわかるようになり、前向きになるためのイベントです。
継続性はもちろん、実践されているかのチェック、そこでのアドバイスや話し合いがあってこそ、意味があります。

園のポンプにもなる、園内研修!
楽しくやっていきたいですね。


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